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今の子、昔の子(2)

 まず大いに疑問なのは、次の点。
 積み木で遊んでいないから立体の話がピンと来ないのであれば、積み木で遊ばせれば良いではないか。別に、十二歳の子を積み木で遊ばせたって、良いではないか。
 何故、体を使わせようとしないのだろう? 何故、すぐに視覚化してしまうのだろう? 何故、実体験をさせようとしないのだろう? 何故、すぐにシミュレーションを見せてしまうのだろう? あるいは、シミュレーションで済ませてしまうのだろう? プラネタリウムだけで、天体が判るようになるとでも思っているのだろうか。
 これでは、子供達を判ったつもりにさせるだけで終わってしまうような気がする。まぁ、それでも中学受験の能力さえ養えれば良い、と言うのであれば勝手にやっていれば良い。こちらとしては、受験の能力などはそれだけのものでしかない、と思って冷ややかに接するだけの事だ。
 
 そして、第二の疑問。
 今の子供達が、そんなに高い教材を使わないと立体すら理解できなくなっているとすれば、それは明らかに昔の子供達よりも学力が劣るという事である。開発者の言葉を借りれば、バーチャル世代は学力が劣る。これについては憂慮していないのだろうか? だとすれば、教育に携わる者としておかしくないか?
 しかも、バーチャル世代のそんな弱点を補う為に、またバーチャル。腑に落ちない。
 
続く

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