ここは、アロング家庭教師センターの主宰者が、教育について思う事を書き綴るサイト

アロング家庭教師センターの業務内容等につきましては、本サイトを御覧ください。

今の子、昔の子(1)

 平成十七年の夏頃に発表された、小学生用の算数の教材について書く。ただし、営業妨害と言われてしまうかも知れないから、あまり具体的には書かない事にする。当然、リンクもしない。
 
 積み木で遊んだ経験のない今の子供達は、算数(数学)の授業で立体の話を聞いてもピンと来ない。あるいは、テストで問題を読んでもイメージがわかない。そんな事態の解決を図る為に、ある教材を開発したとの事。
 開発者の一人は学習塾の人間で、「今の子供達はバーチャル世代である。だから、デジタルで解決できると思った」という。従ってこの教材は、パソコンで扱うものである。ディスプレーに表れるアニメーションで判らせてしまおう、というものらしい。
 教材(商品)自体は、よく出来たものなのかも知れない。しかし、そもそも私は開発者の考え方に賛同しかねる(理由は後ほど)。
 しかも価格が価格だ。もともと学習塾向けに(しかも中学受験を意識して)開発されたもので、納入価格は百万円近い。家庭向けにも販売する予定らしいが、その場合の価格は検討中だという。どうせ、何十万円にもなるのだろうが、こんなに高い教材が本当に要るのか? 教材と言うよりは、商材の匂いがする。
 
続く

Previous  Top Page Next

当サイト内の画像やテキストを転載する場合は、事前にご連絡ください。
連絡先は、本サイトに記載してあります。
無断での転載は絶対にやめてください。


































































end
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送