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傾向と対策について考える

 ここで、出題傾向を読む、という行為について少し述べたい。
 これは、皆がやる。または、やってもらう。
 やるのは勝手にやったらいい。過去の問題から傾向を読み取るのは、れっきとした学力の仕事である。前頁で挙げた要素で言えば、主に観察眼と分類力と類推力の仕事だろうか。これを自力で為し、高得点に結び付けられたら、実に立派なものである。
 しかし、誰かに傾向を読んでもらい、それに頼って高得点に結び付けたとしたら、こういうのを付け焼き刃の得点力と言うのである。だから、ペーパーテストの結果を良質なものにしたかったら(学力の測定に正確を期すのなら)、指導者が子供達に出題傾向など話すべきでない。
 ただ、傾向を話してやったとしても、それを上手く利用できるかどうかは、やはり学力の高さによる。だから(既に書いたように)ペーパーテストの結果は、かなりの程度きちんと学力を示してくれるのだ。ただし、結果をどう読み取るかといった問題も絡む事を付記しておくが。
 
 さて、下がったと言われる日本人の学力。確かに私は、前頁で挙げた要素すべてに問題があると感じている。と言うより、私が指導上問題を感じている点を挙げたのが、前頁の定義であると言って良い。
 ただし、最近これらが弱くなったのか、もともと民族的に弱い為に訓練不足が得点力に影響し易いのか、そこまでは判らない。あるいは、他にも考えられるかも知れない。
 
続く

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