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英語でどんな字を書くの?

 文字認識について述べます。
 
 別の頁で述べましたが、基本的な英単語、使用頻度が高い英単語というのは、例外的な読み方をする事が多いのは確かです。従って、ある時期までは丸覚えするしかないでしょう。ちょうど、漢字を覚えるように。
 そう、漢字の延長なのです。一部を除く中学生にとって、英単語は、実際に漢字の延長線上にあるものなのです。だからこそ、LEARNER'S DICTIONARYlearner's dictionary と、見慣れた“形”に直すと読めるのです。彼等は、一応(部分的に?)綴りを読んではいるのでしょうが、多分に“形”に頼って英単語を認識しているのです。アルファベットの一字々々は漢字の一画々々に相当し、綴られた一語が漢字一字に相当するのです。完全に間違った認識ではないのかも知れません(少なくとも、見事な比喩ではあります)が、アルファベットは表音文字なのだという意識が、どうも希薄です。
 この事を私は、「これは英語で、どんな“字を書く”のですか?」という質問から、強く感じさせられます。幾度となく、私はこの質問を受けています。アルファベットに決まってるだろう、とぶっきらぼうに答えると仕事になりませんから、「どう“綴る”のか、と言いなさい」と一言添えて教えてやります(または辞書を引かせます)。
 しかし、その意味が呑み込めている様子ではないです。
 ですから私は、「英語でどんな“字を書く”」という表現を、単なる言い間違いだとは思っていません。アルファベットを並べる事によって単語が“形成”されて、そしてはじめて“意味”を持つという意識、つまり「英単語≒漢字」という意識の表れであり、アルファベットを表音文字として明確に認識していない事の現れだと思っています。
 
 これでは、英単語一つ記憶するのに、いつまでも苦労し続ける訳です。アルファベットは、あくまでも表音文字なのですから。
 

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