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型にはめる教育(2)

 ただ、型にはまりっ放しで、何をするにも流れ作業になってしまっている状態(いわゆるマニュアル人間)では、なんとも情けない。数学を理解しようとせず、数学の問題の‘解き方’しか覚えようとしないと、こうなる惧れが大きいけれど。
 また、流れ作業を覚えさせるだけの教育(問題の‘解き方’を教えるばかりで、物事を深く理解させない教育)であれば、それは確かに問題だ。しかし、まずは型にはめる(型にはまる)事からしか教育は始まらない、と私は思っている。

 型というのは、それが合理的だからこそ出来上がったと言って良い。その事に思いを馳せて欲しい。何故その型が形成されたのか、その理由を考えてみて欲しい。もっとも、必ずしも理由が判るものではない。しかし、そうする事によって、いろいろな事がよく理解できるようになるはずだ。そして、理解が深まって初めて、型を破る事ができる。言い換えると、型を自分なりに改変する事ができる。このとき初めて、個性を活かす事ができるのである。
 なお、念の為に釘を刺しておくが、型を破る事は、型が無い(型を身に付けない)事とはまるで違う。

続く

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