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英語の文法教育について(1)

 英語の文法教育については、効果を疑問視する声もだいぶ聞かれますが、私は基本的に、文法教育を支持しています。十回に分けて、その事を書いて行きます。
 
 まず、文法を教えても英語が身につかない第一の理由は、何でしょう?
 日常的に中学生に教えている私は、多くの子供の学習に対する意識・態度こそが最も問題であると感じています。
 たとえば、英語の人称代名詞を一覧表にして生徒に渡し、覚えさせます。ところが、いざ英文を訳したり書いたりすると、せっかく覚えた(はず)の代名詞を間違えるのです。間違いを指摘すると、「じゃぁ、答えは何か」を訊こうとはしても、一覧表を思い出そうとすらしません。一覧表は一覧表、今の問題は今の問題……完全に乖離している様子です。
 一覧表を覚えろと言うと、それそのものが目的になってしまうのです。覚えた事を活かすのだという頭が回らないのです。今の仕事を始めた当初、そんな子を初めて見たときは、そりゃもう目を丸くしましたよ。こんな当たり前の事から教えなきゃイケナイの? 唖然としました。呆然としました。
 でも間もなく、そんな子を見ても「あぁ、またか」と思うだけになってしまいました。もちろん私としては、このような現実を踏まえて指導方法を改善しています。
 尚、これは学力低下が社会問題になる、ずっと以前の話である事をお断りしておきます。
 
続く

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