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文明と教育

 ところで私は、“世の中の約束事”において、「教育とは、子供に世の中の様々な約束事を身に付けさせ、社会生活で困らないようにしてやる事だ」との旨を述べました。しかし教育の目的は、それだけではないのです。
 
 結界において脅威に成らないように、また無責任な存在に成らないように、人はその“自然”を抑制する事が求められます。その際、世の中の約束事に従う事になる訳です。
 子供は知恵も力も無く、従って責任能力が無い代わりに、自然であっても脅威ではありません。しかし大人が自然であっては、脅威です。だから成長するに連れて、徐々に多くの約束事に従う事が、つまり自然を抑制する事が求められるようになります。
 子供が将来、結界の内なる脅威に成ってしまわぬように、また、管理・計画を乱してしまわぬように、教育をするのです。それは特に、徳育が担います。
 更に、世の中の約束事は、相手を不快にさせないようにする為の知恵(袋)でもありましょう。そもそも、相手にストレスを与えて“自然”を発揮させてしまうような事が無い人格を形成する――これも教育の大きな目的の一つであるはずです。
 
 文明を維持する為には、教育は不可欠です。教育力が低下すれば、当然、子どもの学力は低下し、その世代が大人になったとき、単に役立たずが増えるだけでなく、彼等が社会を混乱に陥れる惧れを感じざるを得ません。
 「子どもの学力低下は、問題ではない」と主張する人も居ます。しかし私は、そのように楽観する事はできません。と言うのは、私は「知育と徳育は表裏一体だ」と信じていますから。“世の中の約束事”においては、「知育と徳育は車の両輪である」と述べてあります。
 

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